学費の最新情報
学校を決めるときに無視できないものが学費の問題です。公立と私立では異なり、私立の場合は学校によってさまざま。学校のなかでもコースによって金額が変わる場合もあります。
2014年4月より「高等学校等就学支援金」制度に変更があり、公立私立を問わず支援金の対象となりました。世帯収入によって加算されていた支援金額に上積みが行われる一方で、年収910万円以上の世帯は支給対象外となりました。入学金はいくらなのか、授業料以外にどんなお金がかかるのかなどの最新事情を公立と私立、また学校種に分けて説明します。
通信制高校の授業料は
就学支援金の支給額
■私立通信制高校など単位制高校の場合
・1単位の年間支給額 4,812円
・25単位履修した場合 120,300円
・卒業までに74単位分支給 356,088円
・所得に応じ1.5~2.5倍を上限とした加算
※所得は、市町村民税所得割額により都道府県が判断します。
■全日制高校、高等専修学校などの場合
・年間支給額 118,800円
・3年間支給額 356,400円
■文部科学省高校修学支援ホットライン
TEL: 03-6734-3176(月~金、10時~17時)
全日制のようにみんなが同じ授業料を支払うのとは少し違います。これは、通信制高校が単位制というしくみをとっているからです。1単位あたりの授業料(公立:336円~700円、私立:5,000円~12,000円)をもとに生徒の履修単位数によって授業料は計算されます。卒業に必要な単位数は74 単位以上となりますから3年間で卒業する場合は平均すると年間25単位の履修となりますが、履修単位数は生徒の都合によって変えることができるので授業料もそれに応じたものになります。
授業料は、国からの就学支援金により減額されます。私立通信制高校生への就学支援金は1単位あたり4,812 円です。25単位履修した場合は120,300円となり、卒業までに74単位分356,088 円が支給されます。全日制の私立高校生へは年間118,800 円、3年間で356,400 円が支給されますから私立の全日、通信ではほぼ同額となります。
通信制高校にかかる学費(入学年度)
※授業料は公立、私立とも25 単位履修した場合です。
※私立通信制高校の学費は広域通信制高校25校平均です。
※学費の内訳・名目は学校によって異なります。
学校にかかる学費(入学年度)
■ 学校種別の学費
※私立全日制高校は、東京都内私立全日制高校学費の平均です。
※高等専修学校8校、技能連携校13校の初年度学費の平均です。学びリンク調べ
■ サポート校にかかる学費は、下の一覧表です。
※通学日数別コースによっても、学費は異なっています。
※上記以外に通信制高校の学費が必要。学びリンク調べ
ピックアップ スクール
※上記の学校名は、通信制高校、高等専修学校、技能連携校、サポート校のあいうえお順です。
姉妹サイト
通信制高校えらび応援サイト「通信制高校があるじゃん!」
年間82万件のアクセスをいただく通信制高校を選ぶ人の通信制高校えらび応援サイトです。通信制高校の最新のトピックスや注目の学校、授業拝見など、リアルタイムの情報を発信しています。※別窓で開きます。
「通信制高校があるじゃん!」こちら
高等専修学校えらび応援サイト「高等専修学校があるじゃん!関東版」
中学校を卒業した人であれば誰でも入学対象となります。高等学校卒業者が対象になっている専門学校(専門課程)と同じく各都道府県知事が認可した学校で、国が定める学校教育法でもきちんと規定されている学校です。※別窓で開きます。
「高等専修学校があるじゃん!関東版」こちら
通信制高校の仕組みもわかる「通信制高校・サポート校 合同相談会」
2009年から不登校生や高校中退生、また通信制高校への転入や編入からの高校卒業。不登校からの高校進学を目指す方のために、通信制高校やサポート校、技能連携校が一同に集まる「イベント告知」を発信しています。 ※別窓で開きます。
「通信制高校・サポート校 合同相談会」こちら